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働き |
摂取できる食品
(犬に与えてはいけない物も含まれているので注意!) |
水溶性
ビタミン |
過剰摂取しても尿中に排泄されて、体内に蓄積されることはない |
(チアミン)
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糖質をエネルギーに変え脳などの神経機能を正常に保つ |
ビール酵母、米ぬか、無精製の穀類、小麦全粒粉、オーツ麦、
ピーナッツ、モツ、豚肉、殆どの野菜、ふすま、ミルク |
ビタミンB2
(リボフラビン) |
成長を促す(発育ビタミン) 粘膜・皮膚の保護
脂質の代謝促進 |
ミルク、レバー、モツ、酵母、チーズ、緑色葉野菜、魚、卵、のり、茶
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ビタミンB3
(ナイアシン) |
糖質、脂質の代謝促進
不足すると下痢や貧血、
食欲低下などが起こるといわれている |
レバー、赤身肉、小麦全粒粉、ビール酵母、モツ、小麦胚芽、魚、卵、
ピーナッツ、鶏のささ身、アボカド、ナツメ
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ビタミンB5
(パントテン酸) |
脂質、糖質、たんぱく質の代謝促進
副腎皮質ホルモンの合成
動物性食品に含まれている |
肉、無精製の穀類、糖蜜、小麦胚芽、ふすま、モツ、レバー、緑色野菜、
ビール酵母、ピーナッツ、鶏肉、大豆 |
ビタミンB6
(ピリドキシン) |
アミノ酸代謝促進
抗体、赤血球の合成に必要 |
ビール酵母、小麦ふすま・胚芽、レバー、モツ、大豆、メロン、キャベツ、
無精製の米、卵、オーツ麦、ピーナッツ、くるみ |
ビタミンB12
(コバラミン) |
赤血球の形成、再生
貧血を防ぐ
必須ミネラル(コバルト)を
構成要素に含む |
レバー、牛肉、豚肉、卵、チーズ、モツ、はまぐり、カキ、魚
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葉酸
(VB9) |
母乳の出をよくする
腸内の寄生虫や食中毒から守る
健康的な皮膚にする
赤血球の生産 |
濃緑色野菜、人参、レバー、卵黄、アンズ、かぼちゃ、アボカド、豆類、
ライ麦粉、酵母、米・小麦胚芽 |
ビタミンC
・・・どちらにも入ってない |
鉄の吸収促進や白内障の予防、ガン予防
抗酸化作用 |
健康な犬では体内合成できるが、
消化器系や肝臓に異常があるとその能力が低下する。
下痢や軟便時も 健康な犬では体内合成できるが消化器系や肝臓に異常があるとその能力が低下します。下痢や軟便も
VCの補給が必要になる。
また、ウィルスの増殖を抑えるので、病気予防や体内の毒の排出などにも良い。
よほどでなければ、過剰摂取の害はないので毎回の食餌で何かしらの野菜・果物を与えると良い。
みかん(かんきつ類)、キャベツ、パセリ、トマト、赤・黄ピーマン、キウイ、ニガ売り、オクラ
いちご、野菜、ブロッコリー(冬季に特に多い)、冬季のホウレン草など |
コリン |
脂肪肝を防ぐ
神経の正常化 |
卵黄、レバー、小麦胚芽、大豆 |
ビオチン
・・・AAFCOには入ってない |
不足すると後肢の麻痺・貧血・食欲不振
糖質、脂質、たんぱく質の代謝促進 |
レバー、卵黄、大豆、ビール酵母、ミルク、モツ、無精製の米、
豆類、オートミール |
(イノシトール) |
脂肪肝を防ぐ |
小麦胚芽、さつまいも、キャベツ |
脂溶性
ビタミン |
過剰摂取することで体内に蓄積され、問題を引き起こす場合がある |
ビタミンA |
視力、皮膚、粘膜の維持・保護
(犬は野菜に含まれている
カロチンから自分でビタミンAを
作れる)
抗酸化作用 |
魚の肝油、レバー、人参、濃い緑色野菜、黄色野菜、卵、ミルク、乳製品、
マーガリン、黄色の果物 |
ビタミンD |
骨を形成 |
皮膚にあるプロビタミンDは、日光浴の紫外線によりビタミンDに変換され体内に吸収される。
日光浴を取り入れよう。
魚の肝油、いわし、にしん、鮭、まぐろ、ミルク、乳製品、さば、かつお、マス
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ビタミンE |
抗酸化能により主として
不飽和脂肪酸の過酸化を抑制する働き |
小麦胚芽、大豆、植物油、ナッツ、芽キャベツ、葉野菜、ホウレン草、ブロッコリー、
アルファルファ、メイプルシロップ、小麦粉、無精製穀類、卵、アーモンド、ひまわりの種、
アスパラガス |
ビタミンK |
血液の擬固を促進し、
骨の形成を促す |
緑色葉野菜、ヨーグルト、卵黄、紅花・魚肝油、海藻、アルファルファ、
ブロッコリー、納豆 |